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Posted by naturum at

2010年11月28日

女子キャンプのはじまりを思い出す


はじまりは
ほんのちょっとの思いつきと、
ほんのちょっとのいきおい。

いつもそこからはじまったんだ。




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女子キャンプオフイベント、mijinco1周年企画
ノーギャグ、ノーイラストでお届けします。
文章下手だけど今回のテーマは「小説風」w
すっごく長いのでお時間あるときにどうぞ
ひさしぶりの「mijinco企画」!!
ミジンコメンバーの視点と比較して見るとおもしろいかも?
サンダー すず あかね
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2009年10月の三連休、1年ずっと待ち続けてた
憧れのキャンパーが集う場所、放置民オフに大好きなとんがりテントを持って参加した。

いのうえさんバードメン(ONR)さん率いるmixiコミュニティ「放置民」

自立したソロキャンパーやアウトドアマンが
ぬるぬると1年に一回集ってみるイベント「放置民オフ」


実はキャンプをはじめた当初から、放置民に憧れていた私は、
その「女人禁制」っぽい(実際はそんなことない)放置オフに
女一人で初参加したのであった。

(その時の様子がコチラ



その時、もう既に
mixiコミュニティ「女子キャンプ」を設立したはいいものの
未だコミュ参加者は10人弱。
「やっぱり女の子はマイテントキャンプなんて興味ないのかなぁ」
思って落胆しつつあった時、


放置民の自然に対する想いと、なんだか得体の知れないこの
非日常ワールドに宇宙を感じた私は こう思ったのだ。


「これを女子とも分かち合いたい!」


こんな異空間を分かち合える、異星人。
言い換えると変態。
そんなおんなのこが本当にいるのかはわからないけども、
いてもたってもいられない衝動に駆られて
放置民オフから帰宅した私はそのまま

「第一回女子キャンプオフ」を企画したのであった。





少し話しは戻ろう。
その夏、「natural high!」というキャンプインフェスに参加したとき
(その頃はまだ今ほどメジャーではなかった)
チケットを買ったはいいものの一緒に行く人がほんとうに直前までいなかった。

せっかくその1年程前に買ったとんがりテント(shanglila-3)もあまり使う機会がないわたしは
会社の同期や先輩をキャンプやフェスに誘ってみるも
「キャンプ?虫がいるからやだ」「え、めんどくさい」
ことごとく断られてしまっていた。

たまに「キャンプ大好きー!」って人もいたけど
自分の道具を買うことや、すばらしき異星人の話をしてもあまり理解を得られなかった。






イベントの参加を募集して数日、そんなことを思い出して

恐る恐るその箱を開いてみる。







mixiを見ると



集まったのは自分をふくめた、たった4人。


しかし11月末のこの寒空の下、キャンプやってみたいという変態、いや素晴らしき異星人が

4人もいたのだ。しかもそれが全員女子。




感動に震えたわたしは、その参加者のブログやらmixiプロフィールを舐めるように見た。





一人は、最近キャンプブログをはじめたらしい サンダーという異星人らしき人。
もう異星人にふさわしいその名前の持ち主のブログは
もう天変地位が起こるくらいの衝撃だった。

「テキサス」といった不穏なチーム名をかがけ
何やらものすごい古いテントでどたばたしてるだけのブログ

これがほんとにおもしろい。文章と写真だけで人はこんなに笑えるのかと思った。






もう一人は何やら、かわいいチワワを飼っているというすずさん

ブログを掘り下げてみてみるや、そのメルヘンなおしゃれワールドにはまりつつ、
チラチラ見える下町っぽさに親近感がわいていた。





もう一人は mixiネームaknさんだった。えーけーえぬ?あかん?

もう何て読むかわからない。お手上げだ。
なんかバイクで来るらしい。恐い。ほんとうに女なのか。不安が募った。











とうとう、運命の日が来た。

「第一回女子キャンプオフ」


もう話が長過ぎるからこのあたりは割愛しよう。

キャンプにたどり着くまで、それが本当に長かった。



はじめて見た方にもわかるように説明すると、
当時ソロ道具を持っていない「丸腰キャンパー」のサンダーを車に乗っけて、
キャンプ場に着いたはいいものの、
なんだか変なキャンプ場で
急遽場所を変更し、
放置民いのうえさんバードメンさんなどの協力を要請し

もう「自立してないし、女子だけじゃないやん」っていう

つっこみどころ満載なキャンプオフだった。ということである。


その時の様子     
    





3人の印象を結果だけ言うと、

いい匂いがするサンダーは、
「ツナ缶だけあれば生きてけるの!」と言い張って100均一で銀マットを買って、
この寒いのにたくさんの炭酸とウイスキーを持ってハイボールを作りながら
その場をしのいだ 超がつく異星人(へんたい)だったし、

すずちゃんは、この日のためにテントなども自分で
しっかり選んで購入し、汗だくになりながらザックのような(あれはボストンバックか?)
自分よりでかいんじゃないかっていう荷物に加え、さくぽん(チワワ)をかついで
やってきた メルヘンとは遠い細腕怪力キャンパーだったし

謎のaknさんは、どうやら「あかね」という名前で
場所を急遽変更したのにも関わらず文句一つ言わず途中からやってきて、颯爽と
テントをたてて
帰りに「バイクのキーがない」といいながら、クールな面持ちですぐキーを見つけ出し
最後まで「こいつ!かっこいいぜ!」と思っていたんだが
なんだか何回か会ってくうちに「なんだ、ただのジャイアンか」と気づくまでに時間はかからなかった。






こんな3人と自分と放置民がたき火を囲んだ夜


その夜はまさに 宇宙だった。


一般的には季節はずれのキャンプ。

寒空の暗闇に、

光は目の前にあるたき火だけ。



一体自分は今どこにいて、
今まで生きてた世界はなんだったんだろう?


不思議な感覚に身を包まされる。


だけどふっと朝が来て
ここは宇宙でもなんでもない、地球だってことに気がつき
街に戻ると 異星人だった彼らは人間に戻って仕事をする。



あの感覚を一緒に過ごした 少なくとも4人は
一緒に分かち合えたんじゃないかと思う。



たった一夜だけだったのに
帰りの車はもう古くからの友人のようで
街に戻ってもそれは続いた。


たぶん きっと4人は同じときに同じ何かを見たんだろう。









数ヶ月後、今度は前回の4人で「mijinco」というこれまた不穏なユニット名を掲げて計画した「第二回女子キャンプオフ」が開催された。

あの第一回から、直接メールをもらって知りあった
風森ひのこちゃんや、Ttちゃんに出会う。

大成功に終わった「第二回オフ」

そのメンバーも今でも連絡をとったり一緒にキャンプしたり
その和はどんどん広がっている。



それぞれ仕事や、その広がった交流関係で忙しくなってきた最近だけど、

その根本は、あの夜からはじまったってこと

忘れないために、もう一度思い出すために。










そして
何よりも ブログを見てくれて
応援してくれる人たちがいることがすべての支えであると思っています。







すっごく長くなってしまいすいません。ここまで読んでいただいて
本当にありがとうございます。
しかもこんな夜中に暑く語ってるんじゃねーよ、このパンダが
って感じですが、


序章は終わりました。


これからが始動であります!



mijinco HP 1月中旬サイトオープン!




女子キャンプイベント情報やら
手作り作品販売
とにかくなんかはじまるっぽい。



異星人いらっしゃい!!



こちらにもいらっしゃい

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追記
そして、このこいっち(パンダ)
春におもしろいこと企画していますので、まだまだこれからも
よろしくお願いします!!!





しかし、過去の記事見てみると
ぬいぐるみ持ってたりしてたりなんか大変おもしろいですね。
初心忘れず!


  

Posted by こいっち(パンダ) at 00:00Comments(19)女子キャンプ